FXをやってみようと思ったら、まず最初にしなければいけないのは、
FX口座の開設です。
FX口座というのは、株式取引に証券会社口座が必要であるのと同様、
FX専用の口座を開設しなければ取引できません。
FX口座はいくつもの会社が取り扱っており、その特性やなど知っておくことを
おすすめします。
今回は、国内FX業者と海外FX業者の違いについてお伝えします。
国内FX業者と海外FX業者のレバレッジ
まず最初に国内と海外のFX業者どちらでも口座開設することができます。
日本国内のFX業者では、必ず決まっていることがあります。
それは・・・
「レバレッジが最大25倍まで」ということです。
FXトレードは証拠金取引を採用しています。例えば、10万円の資金で
トレードするとして、現物の10万円ですと、1ドル100円であるとしたときに
10万円で買えるドルは100ドルとなります。これが101ドルになったときに
日本円に戻す(売る)と、101ドルつまり101000円になるのです。
でもこれでは1万円お金を増やすのも大変ですね。
ですので、証拠金10万円を×25倍の資金250万円としてトレードさせてもらう
ことができるのがFXなのです。
この何倍かの最大値が、日本のFX会社では25倍までと決められています。
私がFXトレードを開始した2008年などは、まだ規制もなく、200倍などFX業者
によって様々でした。しかし、ギャンブル性が高いと金融庁に判断され、
現在では、25倍を上限に定められています。
では、海外業者ではどうかというと、レバレッジに関していえば、
400倍や500倍、888倍などという業者も存在します。
ですので、少額資金で大きく資産を動かしてみたいのであれば、
海外業者を選ぶ事も考えるとよいでしょう。
国内FX業者と海外FX業者の入出金
さらに大きな違いは、レバレッジだけではありません。
国内FX業者の特性は、銀行口座より入金(即時)し、出金したい時は
最短で当日(銀行営業時間)の出金が可能です。更には、出金や入金に関する
手数料はほとんどが無料になります。
では海外口座の場合はどうかというと、入金方法はクレジットカード、現金だけで無く
ビットコインも扱えたりします。
但し、クレジットカードは即時入金ですが、銀行送金は時間がかかります。
入金は原則手数料無料ですが、業者によっては
最低入金金額や、手数料がかかる入金金額があります。
出金には大きな規制があります。
クレジットの場合は、入金した金額以上の利益分を出金でき
(期間があけばクレジット分も出金出来る)出金には出金手数料がかかり、
日本国内銀行で受け取るにはさらに数千円の手数料がかかります。
さらに出金までにかかる時間は、3~5営業日くらいかかります。
出金依頼後、すぐにお金が必要な場合は、国内FX業者の方がおすすめと
いうことになります。
このようにレバレッジ、入出金方法、入出金手数料、入出金タイミングと
大きな違いがあるのです。
まとめ
FX業者を選ぶ際に、国内にするか海外にするかは、
どのようなトレードをしていくかをよく考えて選ぶべきかと
思います。
日本語対応の海外FX業者も増えてきましたので、特に言葉で苦労する
ことはないでしょう。
ただ、FX取引に慣れていないはじめてトレードをする人には、
まず国内のFX業者にて慣れていただくのが、良いのかと感じます。
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