FXトレードで損をしないでお金を増やす事について考えて行きます。
トレード本格開始の前に考えておくべき事をいくつかあげてみます。
トレード通貨ペアを選べ
FXトレードは通貨同士の価値の変動です。
通貨ペアと言われますが、どの通貨ペアを選んでもトレードができます。
ただし、FXトレードを扱う会社により、トレードできる通貨は異なります。
一般的な通貨ペアは、ドル円・ユーロ円・ポンド円・ドルユーロなどです。
それぞれ通貨ペアには特徴があります。
例えばドル円は、大きな変動はあまり無いです。安定はある程度しているので
堅実なトレードに向いています。
ドル円と比較すると、大きな変動をするのがポンド円です。
ハマれば大きな利益を得る可能性を秘めていますが、
チャートや流れを頻度よく確認していないと、痛い目にあいます。
このように、自分のトレード目的や性格を考えて選ぶ必要があります。
トレードルールを作ろう
失敗しないトレードをするための方法で、大事なことは
トレードルールを作る事です。
トレードルールは自身の特性や、相場の特徴を理解し、それを活かして
失敗を減らすことが目的です。
自分が、感情を抑えられる人なのか、慌てる人なのか。
調子に乗るタイプか、冷静なのか。
ギャンブル指向か堅実指向か。
このような自分の本質を知っておくで、規制線を張り、
失敗を最小限にする仕掛けを考えておきます。
トレードルールを考えるポイント
トレードルールを考えるポイントをいくつか挙げてみます。
何が出来ればFXトレードで収益を上げることができるのでしょうか。
①市場参加者の気持ち(動向)を理解しているか?
相場は、市場参加者が感じて稼げると思った方向に流れていきます。
相場は勝手に動くのではないです。市場参加者は、誰一人資産を減らしたい
と考えている人はいません。しかしながら、誰かの資産が増えれば誰かの資産が
減っているのです。
ですので、市場参加者の気持ちと逆方向の行動を取ると、
自分の資産は目減りしていくのです。
市場参加者には、私のような個人(一般人)もいれば、機関投資家と呼ばれる
金融業のトレーダー、トレード専門に事業展開する個人投資家等が参加しています。
資金の豊富な人達の意向がチャートに反映しやすいことは言うまでもありません。
そして市場参加者は、全世界にいることも忘れてはなりません。
②売買のタイミングが適切か?
FXにチャレンジしようとすると、なんだか勝てる(資産が増える)気が
してしまうこともあるでしょう。
FXのトレードでどうやって勝つか?分かっていますか?
きっとみな分かっているでしょう。
だって、安い時に買って高いときに売る。もしくはその逆だからです。
では果たして、チャートを見て、どのタイミングが適切なトレードポイント
だったか分かるでしょうか?
よくあるのは、「もう少し待っていれば、もっと利益が出たのに」
「もう少し早ければ、損しなかったのに」
ではないでしょうか?
だったら、これ!ベストなタイミングだったね!と思えるポイントにするには
どうしたらいいかを考えて行く必要がありそうです。
それには時間帯特性や曜日特性、通貨特性をよく知る必要があると思いませんか?
③購入最適金額を理解する
購入最適金額なんて言葉はありません。勝手にそう呼びます。
どういうことかというと、FXトレードはレバレッジと呼ばれる
テコの原理のような仕組みを使ってトレードできます。
証拠金という原資を元に、大きなお金を動かし、トレードします。
証拠金がトレーダーの資金(現金)です。10万円の現金で10倍のレバレッジ
であれば、100万円分のトレードが可能と言うことです。
10万円の現金で1倍つまりそのままトレードすると、ドル円で1ドル100円時に
ドルを購入すると、1000ドルになります。為替が動き101円になった時に売れば
101000円になります。要するに1000円増えました。
100円が101円になることはあまりあることではありません。これにスプレッドと
呼ばれる、売り価格と買い価格の差(いわゆるFX会社の取り分)を引かれると
900円くらいの利益になります。これではトレードする気が萎えてしまいます。
ですので、レバレッジを効かせる事で、先ほどの例ですと1万円の利益になるように
することができるのです。現行、日本のFX口座管理会社のレバレッジは25倍が
上限となっています。(以前は100倍、200倍などありましたが、損失を大きく抱える
可能性がありギャンブル性が高くなるとのことで変更になりました)
ちょっと話が逸れてしまいましたが、口座に入っている金額に対して適切な
購入量を考えてトレードしなければ、マイナスになった時にロスカット(強制決済)
の憂き目にあいますし、勝っても少額にしかならず、全く無駄に感じてしまう
かもしれません。
トレード開始する際の予算は人によって異なるでしょう。
10万円のひともいれば、100万円の人もいます。その金額によって適切なトレード
量を知っていると良いと思います。
④自分のルールで決済注文をいれておく
トレードで勝っている人が必ずやっているのが、損切り(決済注文)を
必ず設定するということです。
先にもお伝えしたように、相場の流れは2分の1ですが、思惑と逆に流れた
時に大きな損失を出すリスクがあります。
その対策の為に、決済注文を設定しておくのです。
決済注文を設定する幅を自分の中のルールとして考えておくと
損益を最小限で抑える事ができます。
負け続ける人の特徴として、チャートは上げ下げするので、
今は損益だが、いずれプラスになるという心理が、だらだら
トレードになります。
チャートを見れば分かるように、ほぼ毎日トレードで勝つチャンスは
発生します。それを損失が大きくなるリスクを取ってポジションを
持ち続けるのは愚の骨頂ということです。
言ってみれば、諦めるポイントを設定しようと言うことです。
傷が広がらないポイントはどこか?という設定を考えましょう。
⑤トレード日誌をつける習慣をつける
トレードする能力は、成長するものだと感じます。人は成長する
生物ですし、振り返りもなければ、負け続ける人はずっと負け続ける
ことでしょう。
日々トレードの日誌をつけることで、次はこれに注意しようなど
より精度の高いトレードができる要素につながるでしょう。
育児や仕事で時間が無い中、日誌をつけるのが億劫になるのもあるでしょうが、
日誌なんて人に見せるものでは無いので、乱雑でもいいでしょう。
メモ書きでもいいでしょう。自分で一日を振り返る10分の時間を作るれば
出来なくはないでしょう。
まとめ
時間が無くてもFXでお金を得るにはどうすれば良いかを
考える事が非常に大切です。
通貨の特性を理解し、市場参加者を理解し、自分を理解する。
そして、ルールを決める。これだけで、1日数分のスキマ時間だけで
お金が稼げるようになったら最高ですね。
外で働く時間を大幅に減らせるでしょうし、子供との時間も増やせます。
1日3000円増えれば、月に20日で6万円、年間72万円の利益が
出たら、家族で旅行にでもいけるでしょう。
次回から数回は、私自身が、トレードルールを作ってみるところをお伝えしてみます。
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