先日、FXトレード仲間から話を聞きました。
この方、先日入金後大きく資金を増やしまして、2倍の資金になったとのこと。
それから二日後に・・・その後どこまで増やしたのかを伺うと・・・
「すべて失いました」とのこと。
ちなみにこの方は、海外口座でトレードしています。
おぉ!負けトレードの王道ですね!と共感しました。
なんで無くなるまでになったのかを聞くと、「ロットを大きくしたら・・・」
最近自分のトレードでは無かったことですが、FXをやっている人にはかなり当てはまる
人がいるかな?と思いまして。では、自分でもやってみようと思いました。
ハイレバ状態でのトレード挑戦(限界ナンピン)
5月12日NY時間
先日のレバレッジ5000倍口座を使用。
(資金2500円から1日で資金6倍の15000円になったもの)
ちなみにこの日のトレードで、27000円くらいまで増えたところ。
そもそも資金2500円ですから失っても痛手は極小です。
方法は、ポンド円を使用し、円高トレンドが止まってきたところを
そのまま順張りで、反発していてもナンピンをしていく。
で、証拠金維持率を極限まで低くして耐えるです。
ちょうどこの矢印あたりで売りで入り、ナンピンし続けました。
下から3段のトレード。▲10,260円・▲9,630円・▲7,530円のしめて▲27,420円となりました。
この日の15000円スタートから、12000円ほど増えていた金額すべてを飲み込む結果になっています。
しかも取引時間は、約7分です。
これがナンピンの怖さなのか!と驚愕しました。
そしてナンピンしていくにつれて、レバレッジがどんどん大きくなるわけで。。。
さらに言えば、損切をする勇気すら失われていく感覚。
極めつけは、損切する時間的余裕もない一瞬の出来事のようでした。
約2日間かけてコツコツと積み上げたものをアッという間に、失いました。
なんでしょうね。
個人的には、考えるスキが無いなと思いました。レバレッジが高ければ高いほど、
動く金額も大きいわけで、自分が感じる速度感を失っているんだろうと思いました。
失敗トレードから学ぶこと
このようなことをやってしまう人の根本の原因は、「欲」ではないでしょうか。
資金が増えた → 気が大きくなる → もっと大きく張ったらもっと稼げる
これかな?と。
実際FXトレードで資金が増えてくるにつれてロットを上げるのは、非常に難しい感覚です。
ある一定の資金で、同じロットで勝った分は資金移動し、明日もまた同じ資金でスタートする。
このほうが、よっぽど簡単で、簡単に資金を増やすことができます。
例えば、10万円で通常トレードしている人が、100万円の資金でトレードすると・・・
ポジションに入った段階で、驚くわけです。
スプレッドによる資金のマイナススタートが、いつもは3000円くらいだったのが、
3万円とかになるわけです。ここで少し逆行してマイナス5万円・10万円になったら
損切してしまうかもしれません。
この資金量による感覚の違いに対応するのは非常にメンタルをやられます。
私も、500万円の資金で逆行した時の、マイナス40万円とかは、かなりビビリます。
ですので、ある程度資金量になれるまでは、一定資金、一定ロットにすると良いのではないでしょうか?
ただ、ギャンブラー気質が強い方には、これは無理かもしれませんね。
まとめ
今回は、トレード仲間の話から、実際に自分でやってみて、その気持ちを検証してみました。
「投資とギャンブルは違う」よく聞く言葉です。
FXに取り組む人は、少額から一気に大金持ちになれると思って、参入する人が少なくありません。
確かにその可能性のある投資ではあります。時には大きく張る時も必要かもしれません。
でも、ギャンブルとして取り組まず、常に心は冷静でいなければ継続した結果には
つながらないでしょう。
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